序章

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そして話し続けること数分後… 2人の近くの草むらから何かが飛び出してきた。 「どうやら迎えが来たみたいだね」 ギィの目線の先には1匹黒いウサギがいた。 「使い魔でお出迎えってか…さすがハイレベルの魔法学園だな」 ルゥは感心した様子で呟く。 「こんにちは!僕は使い魔のラビィ。これから君たちを学園の中に案内するよ!あっちに魔方陣が準備してあるよ」 このラビィというウサギ、なかなか人懐っこい性格のようである。 言葉を発するとすぐに、ルゥの肩に飛び乗った。 「活発そうな使い魔だな…嫌いじゃないぜ、そういうやつ」 ルゥはラビィに聞こえないような小さな声で呟いた。
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