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「しかし、今夜はさむいな・・」
悟が外を見ながら僕に言った。
「確かに、夏が終わったらすぐだったな・・・」
僕も外を眺めてしまった。
二人で馬鹿のように外を眺めていると、僕の後ろから声がした。
「あたしも汁がのみたいな・・・・・」
驚いて後ろを振り返ると、パジャマ姿にはんてんをはおった、僕たちと同年代と思われる少女が立っていた。
いつの間に店に入ったのだろう?
このコンビニの近くには大きな総合病院があり、そこの入院患者さんがコンビニに良くくる。
彼女もそういったたぐいなのだろう。
僕は彼女に近づいた。
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