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まぁ、悟の奴にも汁だけやったしな。
僕は仕方ないなとあきらめて、ポリ容器を取り出した。
そして、オデンの汁をいれると彼女の前に出した。
「ほんとは、いけない事なんですけどね。」
僕は一言だけ言うと彼女は容器を受け取って、一口飲んだ。
「暖かくて、おいしい・・」
彼女は笑顔で言った。
コンビニのオデンの味というものは、各店舗で微妙に違う。
それは、温度管理やだしの薄め具合だったり、理由はあるのだが・・・
この店のオデンの管理は僕がやっていたので、
「おいしい」
という彼女の言葉はすごく嬉しかった。
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