エピソード2

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辛くても 我慢の連続でも 私が彼女だ!!って叫びたくても 黙ってた。 私に出来る事は ホスラ○でフォローする事でも お客さんの文句を言う事でもない。 プロの彼女だ。 彼はプロなわけだ。 私達ホステスがプロ意識を持って仕事してるのと同じ。 彼女なんかいない そう見せて、ひっそりしてよう。何の影もなさそうなくらい。 でしゃばらずに、内助の功でいよう。 彼女がいるって影響が凄い事は知ってるから、彼の為に私は存在してないくらい徹した。 どこで漏れるかわからないから。 お店ではお客さんのモノ。 それでいいじゃない。 家では私のモノなんだから。 珍しく、冷静な私だった。
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