暗殺

7/11

313人が本棚に入れています
本棚に追加
/486ページ
翌日・・・ 決まった日に必ず通るという日になった。 時間は午後だと分かっている、だが必ず通ると分かったからには窓から車が通らないか見張る。 もしも逃げられたら後は無いだろう。 一度しか射撃の機会は無かった。 「ブゥーン」 横から一台の車がやって来る。 標的の乗る車のナンバーと同じなのを確認して銃を構えた。 車はいつも通りの道順であらかじめハンターが狙いを着けている車線に入ろうとした。 一瞬だけ下り坂で底が見えた時、ハンターは引き金を引いた。 「ぼ」 くぐもったような音がしたと同時に銃弾が発射された。
/486ページ

最初のコメントを投稿しよう!

313人が本棚に入れています
本棚に追加