諜報員と工作員の誕生

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「ここがアメリカの基地か・・・。」 一人の諜報員が独り言を言った。 「ここから五キロ行った所に武器庫がある。」 「そこで自分が使う武器を盗め。」 「武器と服は毎日大量に作られているから、僅かに減っただけでは気付かれないだろう。」 中国人の工作員は言った。 現地調達だけで作戦に必要な物を揃えなければならないので、現地の物でなければ弾薬の規格が合わない。 その為、現地の武器を使う必要があった。 一人の諜報員は武器庫から武器を奪った後、暗闇に姿を消した。 他の工作員や諜報員も、武器をそれぞれの手段で手に入れ・・・。 任務を始める為に、アメリカの各地へ散らばっていった。
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