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学校
学校の門をくぐる。
ふと左を見ると沢山の木々が生い茂る中その近くには学校で飼育されているウサギ・ニワトリ。
何匹くらいいるだろう。
ここからじゃぁ数えるのは困難だ。
右には各クラスで栽培しているのか。
鉢植えになった花が沢山ある。
何の種類の花だろう。
きっと…
あの中に自分が育てている花もあるんだろうな。
門をくぐって真っ直ぐ歩くとそこは校舎になっていた。
靴箱は?
と探そうとしたが見当たらない。
この学校には靴箱がないのか?
ふと周りの人間を見てみるとみんな靴をはいている。
その事にびっくりして
オドオドしていると
何人かの生徒に声をかけられた。
『よっ!!!!おはようさん!!!!』
『おはよぉ~』
『今日、英語あるぜぇーだるいよなー』
僕は軽く返事をする。
変に深入りすると
後々ややこしくなっても困る。
前を見ると彼女はすでに階段を上っていた。
速足で追い付く。
『やっぱ今日おかしくない?
何かやたらキョロキョロしてるし…』
ドキッとした。
まぎらわすために
笑いながら目の前にある教室に入る。
なぜかその時は…
自分がこのクラスだと確信が持てた。
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