冷たい女

111/114
前へ
/114ページ
次へ
 翌日、稲葉はあの岸壁に立っていた。恵から、咲子の書いたノートを読ませてもらった。何故信じ合えなかったのだろう。稲葉は海に向かい歩を進める。
/114ページ

最初のコメントを投稿しよう!

130人が本棚に入れています
本棚に追加