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次の瞬間、オレは手を床についていた。
見上げると
高橋の辛そうな顔があった。
オレは殴られて倒れ込んでいた。
ダセェ。
でも今はそんなこと言ってられない。
「文緒さんが言ってたよ。
私が悪かったと思ってるって。
ちゃんと話をしたいって。
全部話すから聞いて欲しいって。
お前、話も聞かずにフられただの、ゴチャゴチャ言ってんじゃねーよ!!
ウザイんだよ!!」
「お前に何が分かる!!
俺と文緒の何が分かるんだよ!!」
「わかんねぇよ!
人の話なんかどうだっていいね~。
お前はどうしたいんだよ?
このまま終わっていいのかよ。」
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