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しばらく終電が続いた
マンションにもどると着替えもしないで爆睡
慌ててシャワー浴びてまた会社。前なら会社に泊まってたけど、達也さんの近くにいたいという気持ちだけで、こんな生活してる。バカかな私…
髪にキスされたあの日から私はバカになったんです
初めてあった時から私の髪は伸びました
ショートボブはもう肩を越えてます
あなたにキスされた髪切ったり染めたりもしたくありません
いつまでもいい匂いの小町ちゃんでいたいのです
今回は差し替えもなく順調に編集も進んだ。速水の事もあり、後藤っちの活躍、まさみちゃんもがんばった。安藤先生に紹介された店も役にたった
なんだかんだと毎月どうにかなってるのは、うちの編集部まとまってるのかもしれない
化粧室の鏡の私はげんなりしている
今年の夏がきたら29だもんね
肌の衰えはしかたなし。まさみちゃんみたいにはいかない(笑)
化粧室でるといきなり安藤先生にあった
『あ、久しぶりだね。』
『こんにちは、今缶詰状態で、私外でてないから』
『忙しいんだね。じゃあご飯誘えないな』
『先生は好きな人誘ってください。いるんですよね』
『何それ』
『のえる先生言ってました(笑)』
『アキラ先輩かあ~(笑)迂闊にしゃべれないな』
『ほらやっぱり』
『好きな人いるとかいってないよ。おもしろい子いるっていったから勘違い』と安藤先生は笑った
『おもしろいって私ですか?!』
『あははは、そうだよ。小町しかいないじゃん』
『先生がかわってるだけですよ。私の事からかって』
『休みな日に俺んちおいで(笑)変な事しないから』
『やです』
『友達としていいじゃない』
『男の人の部屋にいくなんて、友達でも無理!』
『信用ないな(笑)ま、いいか。じゃあご飯は約束できる?』
『いいですよ(笑)』
先生は無邪気に笑ってた。やっぱりこの人のえる先生の旦那さんに似てる
さて、もうひと頑張りです
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