~ゼロとカンナ~

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ここは魔法界の中心部シュナイゼル王国の王宮 ゼロ「で、どうしたの?」 ゼロはカンナに言った カンナ「え、えっと、遊びに来ました・・・迷惑でしたか?」 ゼロ「いや、迷惑ではないけど、遊べるもの何てないよ」 カンナ「お話出来れば十分です」 ゼロ「わざわざここに来なくても、話くらい学校でできると思うけど」 ゼロとカンナは魔法学校の3年生なのである カンナ「ゼロ様は学校ではいつもお忙しそうなので」 ゼロは教室とは別館の図書館で魔法学の召喚魔法や転移魔法、治療用魔法等について調べたりしていた ゼロ「忙しいわけではないよ」 カンナ「そうなのですか?」 ゼロ「うん、あれは独学だからやらなければいけなくもないし」 カンナ「でも、迷惑ではないですか?」 ゼロ「全然迷惑じゃあないよ」 カンナ「明日も図書館に行きますか?」 ゼロ「うん、そのつもり」 カンナ「分かりました、今日はもう遅いのでそろそろ失礼致します」 ゼロ「何で帰る?」 カンナ「まだ決まってないです、馬車で帰ろうかと」 ゼロ「なら僕が転移魔法で送って行こうか?」
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