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排水量 30000トン
全長 260.6メートル
速力 33ノット
兵装
10センチ連装高角砲 6基
25ミリ三連装機銃 26基
搭載機数 68機
《翔鶴型》に継ぐ帝国海軍の大型空母として建造が開始された型。
当初の計画では、飛行甲板を500キロ爆弾の直撃にも耐えうる装甲を張り付けた重装甲空母として就役させ、機動部隊の前方の位置に進出。帰還して来る攻撃隊を収容し再度攻撃に発進させる、洋上基地として運用するはずだった。
しかしこれだけの装甲を施した場合、艦の重心が高くなり、その影響で艦載機を減らさざる負えなくなった。その数は50機弱と、大型空母としては物足りないものだった。
搭載機の少なさは、攻撃力、防空力の低下に直結する事から、実際に艦を運用する連合艦隊側からは改善を求める意見が設計開始時から相次いだ。
その結果、飛行甲板の装甲を250キロ爆弾対応防御にする変わりに、搭載機数を68機とする折衷案が最終的に採用される事になった。
68機となった案でも、他の空母と比べると搭載機が減少したように見えるが、搭載機の大型化に伴い、他の空母でも搭載機の減少が発生しており、この数字は決して少ない方ではない。
また、艦の生存性を高めるための工夫が各所に採用されている。
ガソリンタンクは、被弾時にガソリンが漏れ出さぬよう、1メートルのコンクリートで覆われた。
また格納庫の壁には3メートルおきに泡沫式の消化剤を噴射する自動消化装置が設けられ、延焼を最低限に食い止めるられるように考慮されている。
その他の特徴としては、洋上基地計画の名残で、爆弾や魚雷の貯蔵数が多い事も挙げられる。
《翔鶴型》共々、機動部隊の主軸として活躍する事が期待されている。
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