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水線長 225メートル
排水量 31000トン
速力 30ノット
搭載機数 82機
兵装
12.7センチ連装高角砲8基 25ミリ三連装機銃12基
13ミリ四連装機銃4基
強力な砲撃力を持つ超弩級戦艦として期待された《扶桑型》戦艦だったが、建造中に発生したジュットラント沖海戦によりこれまでの戦艦の水平防御が不足している事が判明。さらには艦上に6基もの主砲を配置したために、主砲発射時の爆風で艦橋での指揮に支障がでた。
そのため、建造は2番艦で一旦休止。3、4番艦は設計の変更が実施された。
しかし、船体が完成した時点で航空機主兵、戦艦不要の論が盛り上がり、再び建造が休止。『六四六艦隊計画』案により、空母への転用が決定した。
改装にあたっては、《扶桑型》戦艦と戦隊組むため、25ノットに抑えられる予定だった速力が、空母では不足と判断され、機関出力の強化が施され、30ノットの快速が与えられた。
尚、《日向》のみ実験の目的で離着艦が同時にこなせる、三段式飛行甲板を持つ空母として竣工したが、実際には使い勝手が悪く、後の改装で通常の全通式飛行甲板の空母に改装されている。
同じく改造艦である《赤城》《加賀》と並び、機動部隊の中核として活躍が期待されている。
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