7人が本棚に入れています
本棚に追加
ゆれていた 水面のように
遠い海 真夏の空
深い藍に焦がれる星
貴方の言葉 波音の様に
絶え間なく 拭えない
指に触れ砕ける水
ずっと求めてたんだ
暖かな抱擁 海のように
深く静か 沈む感触
もっと触れ合って
熱い唇 焦らす指先
妖しい眼光に
抵抗すら出来なくて
侵される熱に
貴方は気付いているでしょう
地に足着かない
震える肩を
強く抱いて離さないでいて
初見の貴方 遠すぎたから
碧い視線 反らせず
重ねる憂い 気付かれぬよう
鼓動を早く 推測で追って
無機質の文字 貴方に捧げ
繋いだ心 離れないでいて
愛なんて知らなくて
諦め重ね
合わぬ秤睨んでいたの
視線すら熱すぎて
氷点下の身
溶かしていくの貴方がそっと
不安ばかり募る時も
ただ貴方
誰より信じているから
だからお願い
身を翻すその間もないほど
強く強く抱きしめて
だからお願い
いつか溶けて水に還るまで
もっとずっと温めていて
最初のコメントを投稿しよう!