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あの日、小学1年の宏樹は、友達の太一、太郎、そして幸子を連れて、いつものようにそのどぶ川へ遊びに行った。
その日は前日のどしゃ降りで川の水位が上昇しているので、近づかないように学校で注意されていたため、宏樹以外の3人は、あまり乗り気ではなかった。
でも宏樹は、どうしてもその日のどぶ川を見たかった。
「見るだけ。ホントに見るだけやから!」
宏樹がどうしてもとせがむので、3人はしぶしぶ付いて行くことにした。
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