第17章

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f「よしの呼称を行う」 全「よし(このよしは数にいれない)」 f「よし」 全「よし」 ・ ・ ・ f「よし」 全「よし」 ∞「よし」 しまった! 俺だけ1回余計に多く言ってしまった。 P「1人だけアホ(∞)がおった。 回れ右。 走ってこい。」 往復で150mくらいある。 やっぱり全力はしんどい。 それより全員に申し訳ない。 非常に申し訳ない。 バレないならめっちゃ口パクしたい。 そして2回目は口パクせずに決まった。 と思いきや W「残念ながら1人だけ口パクしてる奴がおった。」 まさか俺がやってないと思ってても無意識にやっていたのか。 W「m、お前や。」 えっ、俺?みたいな顔をしているm。 W「これも連帯責任や。 2往復してこい。」 地獄だ。 俺もミスってるから文句言えないが。 すると1往復目の帰りにデジカメで俺たちを追っているY教官がいた。 Y「全力で走らんか。」 デジカメを向けたまま怒鳴るのは止めてほしい。 微妙におもしろいから集中力を欠いてしまう。 めっちゃしんどい。 P「口閉じろ。 しんどいのはみんな一緒や。」 そうだけど口閉じたら酸欠になる。 しばらくしてから再開するが今度はnが余計に多く、その次では日直のfまでも余計に言ってしまった。 どうした14班。 俺らだけめっちゃ迷惑かけているぞ14班。 6回目でようやく揃った。 訓練も終了した。 P「お前ら第3小隊は他の小隊と比べて声も小さいしバラバラや。 もっと気合い入れて訓練に望め。 以上。」 まだ午前が終わっただけだ。 先は長いしまだ救助訓練もある。 どんなことするのか考えたくもない。 とりあえず飯。 13時からは気象と災害の授業だ。 訓練じゃないだけかなり気が楽だった。
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