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ニコライ二世
ニコライ・アレクサンドロヴィチ・ロマノフ
ロシア、ロマノフ王朝最後の皇帝。
皇帝としての資質に欠け…
その統治は失政と失策に彩られていた。
彼の興味と情熱は…
家族と過ごす余暇にのみ注がれており…内政や国内外の情勢の認識は極めて浅く、甘かった。
この認識力と判断力の無さが…
帝政の崩壊を招き…
ひいては自らと、自らの家族を死に追いやる事となった。
公式には…1918年7月17日にエカチェリンブルクにて処刑された事になっているが…
詳細は不明。
余談ではあるが…
彼は皇太子だった頃に一度来日しており…
その時に大津にて津田某という警官に襲われている。
世に言う大津事件と云うものであったが…
この時の彼の態度と振る舞いは…
英明にして賢明なものであった。
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