・あれから13年後

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…えっ!?という驚きの声は先生の号令の声によって消されたが、私の胸はドキドキと高鳴ったままだった。 ("翔"って…あの翔だよね…? 覚えててくれてるかな…。) 心臓が鳴り止まない。 それどころか段々増していって 「高宮 翔です!よろしくっ」 今にもはじけそうだった。 あの頃とは少し大人びた、それでも笑顔に面影がある。 私の前に立っていた"翔"は、小さい頃に約束を交わした翔だった。
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