先輩

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「私がわざわざ 心配して 来てやったってのに・・・」 先輩はため息を つきながら言ってきた。 「・・・心配してたんですか?」 「そうよ~! なのにあんたは そんな顔で私を見てきて」 「・・・・・」 俺はスッゴク 嬉しかった。 先輩が・・・俺を心配して くれたのも 俺の所に来てくれたのも。 何で こんなに嬉しいんだ・・・?。 「罰として 一緒に帰ろっ!! ほら、行こう♪」 そう言うと 俺の腕を掴んで 先輩は歩き始めた。 俺はその時 たぶん 顔が赤かっただろう・・・。 胸のモヤモヤが もうすこしで 分かるような そんな気がした。 _
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