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「そうだな、まず入学試験は魔法を使わなければならないから練習をしたいんだが、そのためには身体検査をしなくてはならないのさ、属性も分からんしな」
「属性…、って火、水とかの」
「さすが、やっぱ人間界には分かりやすいマンガや小説があるからね」
「まあね」
「まあ、説明としては~、この世界、クリスタリアを作った元素かな」
「なるへそ」
「まあ、身体検査頑張って来て」
「OK♪」
「あ、星奈、これ着て」
「ん」
渡されたのは、制服ぽさそうな服だった。
(うわ、普通の服みたいだ、普通の制服と違って)
何と言うか、まさしくそんな感じなのだ。
「星奈、服持ってて」
「あ、うん」
星奈が頷いた途端お父さんから一筋の光が飛び出した。その光は星奈を囲む。気付くと何故かもう制服を着ていた。
「!!?」
「いってらっしゃい、星奈。」
足元にまた魔法陣が輝く。
「…(汗)」
もう目の前は光で埋まっていた。
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