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(また私は上手く乗せられたみたいだな…まあいいが)
目の前の光が消え去ると今度はたくさんの行列が目に入った。
(まあ、仕方ないか、色々説明してた人確か魔法学園この世界に一つしかないって言ってたし)
そういやひたすら説明してくれた人って誰だったんだろ?今思えば女の人の声のようだった。
(まあ、誰だか分かりませんがある程度分かりました、最初理解できなかったけど…)
仕方ないから星奈はその列に並んだ。
(三列とかに分けるとか考えないのかよ)
星奈はそう思っていた。普通の事だろう。
よく見ると、一人一人違う部屋に入っている。
連続で同じ部屋に入っていったり、バラバラに入っていったりしている。何か法則でもあるのだろうか。
「意味分からん」
星奈が観察に飽き始めた頃…。
「こんにちは♪」
後ろから声がした。
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