第一章 【准】

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幽霊や死んだ人の祟りなど信じていないので、別にそんな話を聞いてもどうも思わなかった。 しかし、義明が俺を誘った理由は分かった。 死体の話にビビったからだろう。 「父さんもマジ頭やばいよ…。 なんで死体とか出た場所に別荘建てたんだよ! しかも、その山はふもとの村から神様がいるって崇められてるような山だよ! ぜってぇなんか起きるじゃん!」
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