クライマックスパンティ

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俺らしく、強がりを言おうと思う 俺の命を繋いだものは…ナースコールではなく、ユヤちゃんのパンツだと。 「やっぱ、Tバック見るまでは死ねねえよな…」 「変なこと呟かないで下さいっ!! というかだったら…長門さん、私と同じだけ生きることになります。」 ああ…ユヤちゃんが生きてるうちは見せてくれねーってか でも大丈夫、Tバックに興味があるのはユヤちゃんが若い今だけだ なんて…言ったら絞め殺されるだろうな、パンツで。 いや~だってさ、この病室にはもうパンツくらいしか絞めつけられるものがないから ナースコールは命を繋ぐものだから、だからあれじゃ死ねないんだよ。 「俺さ、ユヤちゃん。 自分の身近な人が死ぬのって…俺初めてだったんだ。」 ユヤちゃんはコクリと頷いた 「ガキの頃にキララってハムスターが死んだのなら見たことあったんだけどさ。 なんつうか…空が死んだことが、俺にとって死をリアリティのあるものにしてくれちゃってさ。」 「大丈夫です!私がついてますから!!」 ユヤちゃんは語気を強めて俺のベッドに腰を下ろした そして7回俺の手を叩いた… 「な……んだよ、今の」 「 生 き て く だ さ い って、合図したんです!」 「口で合図しろ」 そう言ったらユヤちゃんは少し驚いて…俺の手に7回キスをした 「これで…いいんですか?」 全力で顔が赤くなるユヤちゃんは可愛かったけど… アホかよユヤちゃん…口で言えって意味だっつの 「いいよ……分かったよ、生きるって。」
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