376人が本棚に入れています
本棚に追加
私が中学生の時
体育のハードルの授業で足を痛めた
先生が病院に行ったほうが良いと
外科まで連れて行ってくれた
重度の捻挫だった為
何日か後にまた来なさいと言われた
そのことをおかんに話すと
『あら、じゃぁおかんも足痛いから ついでに診てもらおうかなぁ。一緒に行くか』
ということになった
そして、病院に行くと
親子なので一緒に診察室に呼ばれた
まず、おかんが先に診察
私はベッドに座らされ
包帯・湿布などをはずされていた
医者
『あぁ、お母さんのは昔の骨折のところが痛むんだぁ。痛いんなら注射だねぇ』
おかん
『は!!!!?
注射ですか?
いや!!
私は老い先短いんで、この子に打ってください!!』
先生
『そうか~い』
・・・・・・・・
そして、先生が私のところへ
まだまだ、腫れている足を見て
『じゃぁ』
・・・じゃぁって?
すりすりスースー
プスっ
先生は私に注射を打ちました・・・
大嫌いな注射
痛さに涙しながら
おかんを探した
もうすでにいなかった
私を置いて・・・
私は注射の後、貧血を起こし
待合室で横になることに
おかん
『あんた注射してよかったねぇ・・・』
私『何がいいのさ!!具合悪いわ!!』
おかん
『もう、お金払ったから帰るよ。起きれないならまだいるかい?おかんは帰るけど』
そりゃないべ・・・
最初のコメントを投稿しよう!