†詩集†

CRUELTY STORY

　
ねぇ、母さん･･･。
そんな風に何度話し掛けただろう。
貴女はいつも賭け事三昧。

帰って来るなり、挨拶交わせば僕の話は聞かないのです。
また、義父さんと仲良く会話？

助けて、ねぇ。
気付いて、ねぇ。
いつも気付けば、呑み込んで･･･。

いつもそう。
僕なんて居ない様な態度。
金ばかり貯まりました。

行く前に書き置きすれば、それと一緒に金がある。
また、僕は一人ですか？

助けて、ねぇ。
気付いて、ねぇ。
いつも言葉は宙に浮く。

いつの日にか、僕は兄貴に。
家中響く餓鬼の泣き声。
また、両親[ｱｲﾂﾗ]の犠牲者が出る。