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「ねぇ。もう一回好きだって言って♪」
「バカ!そんな恥ずかしいセリフ、連発出来るわけないだろ。それより、みんな待ってないの?」
「あっ!そうだね。行こう♪」
そう言って、俺たちは手を繋ぎながら、みんなの待つ場所へ向かった。
今日は初めて俺・ヒロシ・アツシの三人と、それぞれの彼女三人の六人で逢うことになっていた。俺たち全員に彼女が出来たのは、初めてだから、思い出をつくるのが今日の目的だ。
目的地に向かう中、隣で目が眩む程輝く瑞希を見て、俺は一人思い返していた。今日というこの日がくるまでの出来事を…
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