第二章 禍津日
11/11
読書設定
目次
前へ
/
34ページ
次へ
「俺の……存在が変質している?」 愕然と自らの体を凝視する。 自身に重なるように見える姿は……。 蒼い狼の神々しい蒼い光とは似ても似つかない、青黒い酷く濁った、炎の渦の様に見えた。 《今のお前は悪性そのものに、世界の歪みになりつつある》 クフルの言葉が脳裏を過ぎる。 「世界の敵……」 何故かその言葉を発した蒼い狼の、酷く哀しそうな碧い瞳を思い出した。
/
34ページ
最初のコメントを投稿しよう!
34516人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
13,289(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!