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男『自己紹介がまだだったな。これからの相棒だからな、知っといた方がいいだろう。』
男は名前などどうでもよかった。どうせ、捨てるのだから…。
しかし、信用させるには名前が必要なのだ。
男『俺は翠(みどり)だ。』
カナコ『カナコ。』
翠『おし、カナコちゃん。まずは銀行で金を手に入れよう。』
カナコ『ちゃん、いらない。それにあなたより歳上。』
翠『は?嘘はいかんな。どうみたって中学生だぞ?』
カナコの病は成長も著しく低下させている。
見た目はまだ中学生でも翠より歳上なのだ。
翠『にわかに信じがたいが信じよう。』
カナコ『別に信じなくてもいい。』
へいへい、といっているうちに銀行に到着した。
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