ヤツとの出会い

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雛田アツバリバリの現役女子大生。只今午後11時50分。もうすぐで誕生日を迎えようとしている。 トゥルルルルルルル… 『はいはーぃ、あ、朱美??有難ぉ!!うん、うん、また明日』若干早い、友達からのおめでとコール。 (あ、待てよぉ。逆サプライズしよ!!) 『お母さんおかーさん!!ちょっとコンビニ行ってくる』 『何言ってんの。こんな夜中に!!危ないでしょ』 『だぁいじょうぶ!!すぐ戻るから!!行ってきます』 (ほんと過保護なんだから) 私は足早に家を出て、コンビニ…いや今から誕生日を迎える私に今か今かとメールを打とうとしているであろう彼氏の一哉ことイチに逆サプライズをしようと彼の家に向かっている。私とイチの家まではほんの5分。この閑静な住宅街をちょっとはずれ、抜け道を通ると… 『イチの家…あれ??何この穴…?』 と下を見たとたん ズリッ!!! 『きゃややぁあああ』
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