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『イタタタタタ…』
バリバリバリバリバリ…
『こらー!!名武!!!そんなので立派な飛行乗りにはなれんぞ!!』
『はい、もう一度やらせて下さい』
どこからともなくデッカイ怒鳴り声。と目の前にまだ20歳くらいの若い青年。
(えっ?ちょ…ちょっと、待って。ここはどこ???何でこんなに飛行機がいっぱいあって林だらけで…ってか背景古くない?!)
『ここはどこー!!!!(泣)』
『おい、こんなとこで女が何してる??しかも変わった格好だな…』
『あんた誰??(泣)』
『お前こそ誰だよ。人様に名を聞く前に己が名乗れって教わんなかったのか!!』
『知らないやつに名前なんか教えられないし!!それよりここどこ!!帰してぇええ!!!』
『あ、バカ!!でっかい声出すな。教官にでも見つかったら、お前処刑されんぞ』
私の口をおもむろに押さえた。
『離して!!何で私が処刑されんのよ。ってかアンタさっき怒られてたヤツ』
『み、みてたのかょ!!感じ悪いヤツ。それに俺にはヤツじゃなくて壱哉と言う立派な名前がある。』
『壱哉…??』
(イチと一緒…そっか!!私イチの家に行ってたんだ。こんなヤツと話してらんない)
『じゃじゃあ、私は用があるから』
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