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『てっ…!』
テツが突然姿を消す
『……ヤバイな』
『僕のテツ君は返して貰うよ』
テツを抱きかかえ言い放つ
『………』
俯いたままユキヒロに身を寄せるテツ
『いくらユキやからって簡単に返さんで…』
ニヤリと微笑むハイド
『せ、せやで』
『うるさい』
冷たい瞳で2人を見下ろす
『なっ、』
『ゆ、ユキ?』
『失せろ』
低い声で制すユキヒロ
『何をそんなに怒っとるん?』
『うるさい』
『悪魔やのにその人間に惹かれたん?』
『…黙れ』
『この人間は僕のモノ』
腕の中に居るテツをみつめ呟く
『誰にも渡しはしない』
ユキヒロは2人に向かって
攻撃する
『わっ、わわっ』
『本気なんやな…』
『ハ、ハイドっ逃げようや』
ハイドの後ろに隠れながら
叫ぶケン
『んーせやな』
攻撃をかわしながら呟く
ハイド
『……』
攻撃し続けるユキヒロ
『ユキっ…やめ…て』
『…テツ君?』
『今のうちに…』
『逃げよ』
2人は姿を消す
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