悪魔の本心

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『あっ…』 『ユキっ…』 『テツ君』 『っぁ…』 テツの首筋に強く吸い付き跡を舐める 『帰ろうか』 『ん…』 ユキヒロは翼を広げ テツの家に向かう 『テツ君』 テツをベッドに降ろし 覆いかぶさる 『ユキっ…あんな』 『ん?』 服を脱がしながら返事する 『あの2人は俺の…』 『会社の同僚でしょ』 『なっ…なん』 『僕は君の全てを知っている』 『……ユキ?』 『だからあの2人を許す事は出来ない』 『ユキは優しいんやな…』 ユキヒロの手をとり 自分の頬に当てる 『優しい?僕が?』 馬鹿じゃない?と嘲笑う 『やって僕のために怒ってくれたんやろ?』 『………』 『僕を助けてくれ…』 『違うよ』 『……ユキ』 『僕は僕のモノが汚されるのを止めただけだ』 『違うやろ、ユキは』 『違わないっ』 声を荒立てるユキヒロ
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