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『ユキはテツを捕らえ自分のモノとして抱いてきた』
『そのうち段々恋心が芽生えてきて』
『そうそう』
『やからてっちゃんを離す事が出来ない』
『自分は悪魔やのに…な』
『ち…がう』
『違わへんやろ』
『違うもん』
『はぁ…』
『あんな、てっちゃん』
『なん?』
『悪魔に全てを奪われた人間は』
『っ…!』
ユキヒロが暴れだすのを
ケンが止める
『悪魔になるんや』
『っ!』
『ユキはてっちゃんを悪魔にしたないから』
『ずっと嘘をつき続けてきた』
『やめろっ!』
ユキヒロがケンを突き飛ばす
『痛っ…なにすんねん』
『ケンちゃん!大丈夫?』
素早くケンに近寄り
抱き着くハイド
『あぁ、大丈夫や』
ハイドに優しく微笑むケン
『ケンチャン達って…』
『恋人同士だよ』
『ケンチャンは悪魔であるハイドに恋をした』
『その結果ケンチャンは悪魔になり人間の時の記憶を失った』
『なっ…』
『僕はテツ君に辛い思いをさせたくないんだ』
『ユキ…』
見つめ合う2人
『なんやお邪魔みたいやな』
『せやな』
ケンとハイドは2人を微笑ましく見守り消える
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