舞い降りた悪魔

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『なっ……』 服の中に手を忍ばせる 『やめっ…』 『君、名前は?』 耳にそっと口づけ囁く 『っぁ…て、てつ』 『…てつ君』 『ぁっ…なんやっ』 『今日から君は僕のモノだから』 ニヤリと口角を上げ微笑む 『や、やぁ…』 『大丈夫、君ならすぐ慣れるから…』 『ぁぁっやぁ…』 その日僕は 悪魔に抱かれた 『そういえば…』 『?』 『お前、悪魔なん?』 『今更それ?』 ふふっと軽く笑う 『やって…』 『悪魔だよ』 『やっぱり?』 『ただ…人は殺さない』 『ホンマに?』 『うん』 『良かったー…』 『そのかわり快楽は貰うけどね』 テツを抱き寄せ唇に指を這わす 『なっ…』 『ふふっ…』 『な、なぁ』 『ん?』 『お前、名前は?』 『名前…』 『ユキヒロと呼ばれてた』 『ユキ…ヒロ、ならユキやな』 『ユキ?』 『そう、ユキ♪』 嬉しそうに言うテツ
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