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時は20XX年、
場所は聖廼(せいだい)高等学校。
この背徳編の主人公?、高良居 夏目(たからい なつめ)は、ここ聖校の2年生である。
ある日の出来事・・・
夏目は3日ぶりの登校。
彼はサボりの常習犯である。
「あ~さしぶりぃ」
校門を入った所で夏目の横に1人の女子がやって来た。
少し息が上がっている。夏目を見つけて走って来たのだろう。
「3日前に会っただろう」
夏目は喋りかけたのは誰か確認をし、少し間を空けてから言った。
学校で一番最初に話かけてきたのは、霜村 亜夜(しもむら あや)である。
すこし間延びした声が特徴である。
「そんなカリカリしないでよ~」
亜夜は少し笑みをこぼしながら言った。
夏目に会えて嬉しかったのだろうか。
「してね~よ」
面倒くさそうに返事を返す夏目。
2人は教室に入り自分の席に座った。
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