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とある日の午前十時、場所は危険屋ホーム―――
朝陽が昇ってからそう時間が経っていないような時間、危険屋のホームにはメンバーが三人が集まっていた。
特等席である窓枠に座りながら、頬杖をついて外を眺めている茶髪でツンツンした髪をしている少年
【シド=ハイネス】
窓枠のすぐ前に置かれているテーブルの前に置いてある椅子に座っている金髪で眼鏡をかけた少年
【スクリュー=ネイビス】
接待用に置かれた低いテーブルを挟むようにして置かれたソファーに寝転ぶ短髪の少女
【ルキ=スフィア】
現在彼らは危険屋の依頼を受けていて、その内容を詳しく説明するために、話し合おうとしているのだが、後一人が中々来ない。
「来ない!!あの白髪め!!おれをなめてんのか!!」
シドが外に見える街に向かって堪えきれぬ感情を空に投げつけた。
「近所迷惑も大概にして下さいよ、シド」
スクリューは新聞を見ながら、静かにシドを制した。
「でもホントに遅いよね~」
ルキは何処からか持ってきた、彼女に解ける筈の無い知恵の輪をしていた。
「九時にくるように言ったんですけどね」
「来ない!!あの白髪め!!」
キレ放題だよ。
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