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ある、天気のいい朝の事
高級住宅外にあるかわいらしい一軒家がある
この家の主人で田頭 俊輔は、日曜日にもかかわらず、仕事で会社に行かなければならなかった…。
俊輔『すまない‼日曜なのに子供達の相手もしてやれなくて』
妻の美佐子は『仕方が無いじゃない‼お仕事なんだから』と、優しく微笑み
美佐子『気を付けて行ってらっしゃい。』
『今日は子供達の誕生日だから出来るだけ早く帰ってね』
俊輔『わかってるよ。』
『プレゼントも買って、出来るだけ早く帰るよ。』
話の最中にバタバタバタと二つの足音
双子の兄弟の翼と慧が走ってきた『パパ‼早く帰って来てね‼お仕事頑張ってね。行ってらっしゃい』二人は口を揃え言った
俊輔『ああ‼早く帰るよ』
『ママの言うこと聞いて良い子にして、待ってるんだよ』
そう言って二人の頭を撫で、家を後にした。
美佐子は誕生日のパーティーのご馳走の用意でバタバタしていた。
翼と慧は二階の子供部屋で仲良く遊んでいる。
その時、ピンポーン‼
家のチャイムがなって…
美佐子は『こんな早くに誰かしら?』と独り言を呟いた
美佐子『ハーイ』
美佐子が玄関のノブに手をかけて…鍵を開けた
その時…
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