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「冬馬!?ちょ…服がシワになっちゃうよ!!」
慌てて止めに入ったアキの姿を見て二人の動きが止まった。
最初に口を開いたのは冬馬だ。
「うわ~、ママきれい!!」
夏奈を抱いたままのアキの足へ冬馬が飛びつく。
アキはその言葉に「ありがとう」とにっこり笑ってお礼を言い何も反応がないハルを見た。
ハルは口元を手で押さえてヨロッと後ずさった。
「ヤバい…アキ綺麗すぎっ」
そう言って赤くなった顔を押さえながらもアキと目がしっかり合うとニヤリと笑みを浮かべる。
「夜が楽しみだな」
ハルの言葉にアキの顔は真っ赤になった。
冬馬は言葉の意味も分からずニヤリと何とも言えない笑みを浮かべた父と夏奈を抱き抱えながらも顔を真っ赤にする母を見て不思議そうな顔をして見ていた。
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