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スラム・露店通り--------いろいろな店が軒を連ねているが皆､生気のない顔をしている｡
露店通り･とある靴屋…暗い店内､奥で一人の青年が靴を作っている｡
大牙「はあ～全然売れないよ…。」
奥からまた一人青年が出てくる。
良太郎「しょうがないよ。今のご時世、靴買ってる余裕なんてないからね。」
ｶﾗﾝ…入って来る白いコートを着た男。まっすぐカウンターに向かって来る。
大牙「鎧座君…いつも僕の靴買ってくれてありがとね。」
鎧座「親友の作ったモノを買わないなんて有り得ないだろ。俺にとってここは世界一の靴屋だから。」
良太郎「良いこと言うね～。憎いね！このこの～！」鎧座「その赤い靴…くれないか？」
大牙「ありがと…。」
鎧座「またくるよ」
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