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今日の午前中は、最高の時間割で、英語、国語、体育、音楽と言う、比較的楽な教科が並んだ。
因みにどれも私の得意教科だ。
「はぁ~。
珠羅ぁ、疲れたぁ~。」
そう言って、私の背中に持たれてくる男子。
涼(リョウ)だ。
涼とは、結構長い付き合いで、小学の時から高校まで、ずっと一緒だった。
しかも、同じクラスで隣の席と言うのも変わらねぇ・・・ι
涼が言うには、運命を感じるそうだが、生憎そんな運命なら、私は恨むな。
「次で午前中は終わりだろ?
あと少しぐらい頑張れよ。
それと・・・」
「ん?
な・・・ぐえ゛っ!?」
言葉を止め、elbowを涼の鳩尾目掛けて入れた。
キレイに入ったからか、涼はその場に踞った。
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