対峙

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「おめぇ、珠羅に何しやがった?」 「昔の様にしつけしてあげただけですよ。」 薄い笑いを浮かべて、如月秀也(秀也で良いか)が言った。 しつけ……珠羅のあの虚ろな目はそのせいか。 おおよそ、状況は飲み込めた。 「珠羅! 止めろ!お前が戦うのは八神じゃないだろ?」 「クククッ…。 無駄です。あの子に貴女の声は届かない。届くのは、私の命令だけです。」 「珠羅! 銃を下ろせっ!!」 俺がどんなに叫んでも珠羅は、止まらない。 パンッ、パンッ、パンッと銃声は止まない。
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