対峙

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「鳥岬先生!!」 「八雲!!」 声がした。 速水と留衣(だったか?)の声。 その瞬間、俺は誰かに突き飛ばされた。 「っつ!?」 「先生、大丈夫?」 速水が俺を突き飛ばし、助けてくれたようだ。 「ああ、大丈夫、だ……って、速水!お前…肩が!?」 「ん? ああ、大丈夫、大丈夫。 こんくらいかすり傷だからさ。 それより、逃げるよ。」 左肩に弾が当たったのか、速水の肩から血が流れていた。 かすり傷なんて生易しいもんじゃねーだろ?
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