日常

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そもそも、涼と一緒にいるのは、アイツが勝手に私に付きまとってるんだ。 そのせいか、あだ名は『金魚の○ン』だ。 確か・・・涼と初めての出会いは、小3の頃に私が上級生に喧嘩吹っ掛けられていた時に、 『女の子を苛めるなんて、男の風上にもおけねぇ・・・! この俺が相手になろう。 とぉーう!!』 と言う、古臭いキザなセリフを吐きながら、塀から飛び降りて、着地に失敗して泣いてて・・・・・・ウザかったから、上級生と一緒にボコったのが始まりだな。 その後も、涼は私の周りをうろちょろしてて、喧嘩のたびに、一緒に上級生をのす様になってた。 因みに、私は地毛が茶色で、右目が緑、左目が赤と言う風貌のせいで、上級生から目をつけられていた。
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