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こっちよ…
声がする方に振り向いてみたが誰もいない。
「気のせいか…とにかく出口を探さなきゃ!」
私が出口を探しているとまた声が聞こえてきた。
遥ちゃん待って…
「え?」
遥は驚きのあまり声が出なかった。
はじめまして。
私はリーフ。
森の精よ。
そう。遥を呼んでいたのは森の妖精だったのだ。
「よっ!!!妖精!!!私、夢を見てるのかな?」
夢なんかじゃないわ。
不思議の森へようこそ。
「不思議の森?何それ?」
正確に言うとプルメルの森。
あなたは森に招待されてここへきたのよ。
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