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ぎゅ…
突然翔ちゃんが
後ろから抱きしめてきた
『翔…ちゃん?
思い出してくれたの…?』
「すまん…そなたの記憶は一切ない…」
『……ッ…』
「けど愛しい」
『なん……で…』
「分からない…分からないんだ…
でも何故かそなたが泣いていると辛い…
なのに…どこか愛しい」
『翔ちゃん…ッ…』
ほら、こうやって顔も声も全部が翔ちゃんなんだよ
目の前にいるのは確かに翔ちゃんなのに
ねぇ神さま…
翔ちゃんを返して
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