ゆうちゃんへ想いをのせて

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こんなに辛くて、こんなに脱力感に襲われた日々は初めてだった…。 高校2年の秋、1つ上の彼氏ができた。何もかもが初めて、毎日love call、この人がいなきゃだめだと思っていた。 高校を卒業して専門学校に行き始めた。遠距離も1年が経ち、寂しいと自分から言わなくなった。専門に入学して1ヶ月が経ち、連休に彼氏をびっくりさせようと思い朝一番の新幹線で東京へ! 電話をかけ、『きちゃった』… すごく喜んでたし、あたしを東京の友達に紹介してくれた。 嬉しかった。きてよかったと思ってた。 それから1週間が経ち、彼氏からの電話がなくなった。あたしから掛ける日々が続いた。でも別に気にしてなかった。 土曜日の昼間、彼氏からメールがきた! 『今日、家にいるの?』 もしかして何も言わずに帰ってきたのかなって思いすぐメールした。 『家で暇してるよ!どしたの?』 返事が待ち遠しかった。それなのに返ってきたメールは…『真面目な話するからちゃんと聞いて。俺、かおりの他に好きな人ができた。もうかおりを一番に思えないから勝手なこと言ってるけど俺と別れてほしい。』……………………… っえ?意味わかんないし、こないだ逢ったばっかじゃん。一気に涙がでて、電話した。納得いかないし、直接メールじゃなくて言ってほしかったから…。 でも、ごめんしか言わない。もうあたしじゃだめなんだって思い返事をした。 『…わかった』 電話をしてるときも切った後も泣いた。 泣いて泣いて泣いてた。一緒にいた時の記憶が全て思い出された。ご飯も食べたくない。学校もやる気しない。全てにおいてなにもやりたくなかった。しゃべりたくない。動きたくない。ただ、ぼーっとしていたいだけ。でもそんなんしてたら、友達が一生懸命励ましたり優しくしてくれた。迷惑かけっぱなしだねあたし…。 7月になりだいぶ元気になった。そんなとき、クラスの男の子がサッカーしよって誘ってきた。きっと励ましもかね、サッカーしたかったんだろう。 楽しかった。久しぶりに遊んだ気がした。今まで男の子とああやって遊んだことは一度もなかったから…。少しずつ気分がよくなった。そんなとき、出会いは突然やってきた…
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