ありがとうが言えない

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鼻からチューブを入れ便汁をだす処置はなされたものの、やはり末期癌の終期を迎えると治療は応急処置的になる。 まずは口から食べ物をとることが困難になるから、点滴による栄養摂取の為の手術が行われた。 血管確保が難しくなくなるからと右胸の皮下に点滴の受け皿のようなものを埋め込んだ。 痛みがあるとモルヒネを点滴内に入れる。
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