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「救世主様ー!!」
笑顔を浮かべながらも俺の下に走ってくるハルに俺は小さな笑みを浮かべる。
年齢は二歳下なのだが20歳とは思えぬくらいハルは小さくて童顔だ。
「どうかした?」
「そのっ…、あの…」
俺が問いかければハルの頬に赤みが増し恥ずかしそうに俯いている。
―――――可愛い。
言っておくが俺はロリコンやショタではない、ハルだから可愛いと思うのだ。
ハルは時々俺に何かを言いたそうにしているが何も言わない。
多分、今回も同じだろう。
「ハル?」
俺が優しくハルの名前を呼べばハルは上目遣いで俺を見る。
これは反則だ。
「…救世主様、大好きですっ!」
ハルは言い終わると顔を真っ赤にして走り去る。
相当恥ずかしかったのだろう。
だけど、……可愛すぎる!!
(今日は絶対に寝かせない)(は、恥ずかしかった…)
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