プロローグorエピローグ…?
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頭に…耳があった 俺は何度か瞬きをしてみたが…何度確認しても、そのさらさら揺れる黒髪からは犬のような耳がはっきり見えていた だから俺はとりあえず… 「み…みみみ…耳ぃぃぃいい!?」 …驚いた 「五月蝿い!そんな事はどうでもいいっ!それより、よくも…よくも…我の名誉をぉおおお!!」 月明かりの下、少女の澄んだ声が響き渡った
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