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「…………あれ?」
それは、突然の事だった。
家から外に出た途端に
死郎の視界は真っ暗になり
気が付くと死郎は、赤い空間に一人で倒れていた。
「え~と…家を出てから
出てから……あれ、どうなって……?」
「気が付いたか
え~と…生田死郎だっけ?」
ふと考えていた死郎の耳に人の声が聞こえ声のする方向を見るとそこには、黒い装束を全身に纏い顔には骸骨の仮面を被った人物がちゃぶ台に肘を掛け
悠々と死郎に手を振っていた。
「うおぁああああーっ!?」
思わず声を荒げ死郎は、
起き上がりもの凄いスピードで後ずさった。
「何だ!!あんた!?
ってかどこだ此処はーっ!?」
「うむ…ここはだな」
「何で真っ赤なんだよ!?
ってかちゃぶ台!?
何でこんな所に普通あるんだ?あーっ、ツッコミ所が多くてめんどくせーっ!!」
骸骨面の人物を無視し慌てふためく死郎に骸骨面の人物は、
おもむろに懐から拳銃を抜き
「うるさい
人の話を聞け馬鹿者がっ!!」
骸骨面は、そう叫びながら死郎の足元に銃を撃った。
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